クラスタ情報ベースは、主に2つのタイプのクラスタ関連情報を 複製し、記憶します。 1つはそのほとんどが静的設定データで、クラスタ内に存在するあらゆるリソース、 クラスタノード、制約条件(または依存関係)を定義します。 もう1つの情報は、クラスタの現在の状態です。これについては、 現在アクティブになっている(注記:「アクティブ」と「実行中」は同じではありません) リソースに関するローカル・リソース・マネージャの情報と同様に、 既知のノードを一覧表で表す形式になっています。
クラスタ情報ベースは、空白(スペース)を無視するXMLとして記憶・処理され、 そのレイアウトや必須情報は、注釈付き DTDに収められています。
クラスタ情報ベースは、ポリシーフリーです。アップデート中は、全ての要素と属性が 逐語的にコピーされます。これによって、クラスタ情報ベースは、上位互換性と 下位互換性を兼ね備えているのです。
デフォルトを入力し、上記のDTDを強制し、完全性の問題を検出することが、 クラスタ情報ベースのコンテンツを使用するポリシーエンジンの役割です。