Heartbeatのアップグレード方法は3種類あります:
完全なクラスタシャットダウン
ローリング ((ノードを1つずつ)
切断とリアタッチ
それぞれの方法にメリットとデメリットがあります。下の表をご覧ください:
アップグレードタイプ |
バージョン問題 |
サービス停止 |
アップグレード中の修復 |
フェイルオーバロジックの実行 |
シャットダウン |
no |
yes |
no |
no |
ローリング |
yes |
yes |
yes |
yes |
リアタッチ |
no |
no |
no |
no |
Heartbeatチームが掲げている目標は、クラスタを100年間でも オンライン状態にあるよう目指すことです。そのため、 新バージョンをリリースする際には、旧バージョンとの 互換性の確保に心がけています。バージョンXからX+1については 確実にアップグレードできますが、高品質なソフトウェアを制作し 続けるためには、旧バージョンとの互換性を排除しなければ ならない場合もあります。
シリーズ2リリース間には、アップグレードパスが必ず存在します。
また、通常のアップグレード手順に加えて、何ステップか実行しなければならない場合もあります。 アップデート体験をご覧になるとヒントが得られます。
2.0.5のリリースに伴い、2.0.4よりも前のバージョンから、1回のパスで ローリングアップグレードを実行する機能を廃止しました。 ただし、上述のとおり、ほかのアップグレード戦略が存在し、サービスを 中断せずにアップグレードできる機能があります。
どうしても1回のパスで2.0.5(以降)にローリングアップグレードを実行したい方は、 関連コードは無効化されていて、除去されているわけではないので、当分の間は ソースからコンパイルして行ってください。詳細については、ご要望に応じてご用意いたします。
Upgrading from 2.0.1 to 2.0.6:
2.0.1から2.0.4にアップグレードするローリングアップグレードの手順に従ってください。
2.0.4から2.0.6にアップグレードするローリングアップグレードの手順に従ってください。